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調査診断
岩見沢市で下水道管路調査業務を受託しました
2021.09.21
業務概要:下水道管(使用後50年以上経過)の状態を調べる業務
調査延長:1.画像展開カメラ調査 L=3,740m(内2.衝撃弾性波 L=1,120m)、目視調査 L=2,506m
画像展開カメラ調査とは?
190゜の超広角レンズを搭載したTVカメラで、管路内の全周を展開した画像を撮影します。
特長
- 管内を直視のまま走行するだけで管内面の展開画像が得られます。(異常箇所・継手部で停止する必要がありません)
- 日進量が大幅にアップします。(当社計測比:TVカメラ検査との比較で約1.5倍!)
- 調査後の展開画像データからクラックや水深、突き出し、段差などのスケール(寸法)測定ができます。
画像展開 帳票サンプル
衝撃弾性波検査法とは?
管に軽い衝撃を与えるだけで、その振動から仮想管厚及び破壊荷重を推定する非破壊検査です。管の状態を数値化し、健全度や安全度を算出します。
特長
- 非開削で調査が可能です。
- 管体を傷つけることなく調査できます。
- 計測された波形の周波数分布を解析することで、管体の劣化を定量的に判定できます。
- 規格値に対する劣化の度合い(健全度)や埋設状態における安全性(安全度)がわかるようになるため、管の更生・補修における適正な工法選定に活用できます。
衝撃弾性波検査法の仕組み
衝撃弾性波検査法の診断票例
実際の作業状況
今後は、この調査データをもとに管路の長寿命化を岩見沢市様で検討される予定です。