工場の環境負荷データと低減への取組
CO2削減の取組大気への排出
廃棄物削減とゼロエミッション化学物質の管理
水質保全

CO2削減の取組

 当社のCO2の発生源は、約80%が生産設備稼働の電気エネルギー、残り20%のほとんどが冬季暖房燃料によるものです。生産効率向上、省エネルギー活動、暖房管理でCO2削減を進めてきました。
2016年度に新規事業が本格的に始まりCO2発生量が増加しましたが、省エネルギー活動と生産効率改善で減少に転じています。
2019年度のCO2発生量は生産量が増加したためCO2発生量も増えています。
引き続き効率改善や省エネルギー活動で削減に努めます。

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廃棄物削減とゼロエミッション

 当社は工場の生産活動によって排出される廃棄物(生産起因廃棄物)を減らす活動に取り組んでおります。
1999年度からは廃棄物のゼロエミッションに取組み、2002年2月にゼロエミッション達成を積水化学工業に認定されました。
2019年度は廃棄物が増加、前年度より原単位が悪化しましたが、2015年度から見ると減少しています。
引き続き効率改善と廃棄物削減活動に努めます。

※積水グループの「ゼロエミッションの定義」
全ての廃棄物を原材料又は燃料などのリサイクル資源とする。
(廃棄物を埋め立てしない、単純焼却しない)

※「原単位」
製品を1ton作る時に発生する廃棄物量(kg)
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水質保全

2019年度 工場排水(河川)データ

 工場からの排水(主に製品・生産設備の冷却に使用)は石狩川水系の利根別川へ放流しています。
生活排水は公共下水道へ排水しています。


当社では、特定施設がないため水質汚濁防止法の規制対象ではありませんが、法律の規制値よりも厳しい管理基準値を設け水質を管理しています。BOD、CODなどの一般的な指標の他に、使用している原材料に含まれる鉛、亜鉛、銅、クロム、スズも管理項目に加え水質保全に努めています。尚、上記の他に重金属の使用はありません。

BOD(Biochemical Oxygen Demand):生物化学的酸素要求量
水中の微生物が呼吸や分解作用の時に消費する酸素量のことです。河川での有機物質による汚濁を測る代表的な指標のひとつです。

COD(Chemical Oxygen Demand):化学的酸素要求量
水中の有機物を加熱分解する時に消費される酸化剤の量を、酸素量に換算したものです。湖沼や海域での有機物質による汚濁を測る代表的な指標のひとつです。また、微生物による指標の適用が難しいときにも使われます。




下記に鉛とn−ヘキサン(鉱油)測定値の推移について紹介します。

 鉛は過去にも測定値が管理基準値を超えたことはありませんが、ISO14001の取組を始めた2000年度からの生産ラインの改善と製品の脱鉛化に取組んだ結果、管理基準値の30%以下の数値で推移を続けています。
近年は、管理基準値の7%以下となっています。

 当社では冬期間の暖房用として燃料油を使用・貯蔵している他、生産設備の潤滑油も多く使用しています。
これらの油が河川に流出することがないよう日常点検と年2回の測定を実施しております。
近年は不検出になっています。

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大気への排出

当社では大気汚染防止法に該当する温風暖房機が8台あり、冬期間稼働しています。下表は稼働中の測定データです。
稼働中の暖房機はほぼ同じ性能です。代表的なデータとして、温風暖房機3号についてデータの推移を紹介します。

2019年度 温風暖房機 排気ガス測定データ




温風暖房機3号排気ガス推移 (暖房機煙突から排気されるガス中に含まれる各物質の濃度です。)
近年は管理基準値の2%以下で推移しています。  燃料中のA重油の中に含まれる硫黄分で生成されます。近年は管理基準値の4%以下で推移しています。
管理基準値の50%以下で推移しています。
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化学物質の管理

当社で使用しているPRTR法に該当する化学物質はスチレンと鉛化合物があり、共に第1種指定化学物質です。また、燃料重油のメチルナフタレンも、A重油使用量増加の為、2017年度分より届出が必要となりました。以下に届出数値の推移を紹介します。

PRTR法:特定化学物質の環境への排出量の把握と管理の改善の促進に関する法律

 当社では、FRP製品の製造にスチレンを使用しております。
2019年度のスチレン使用量は2.1tonでした。
使用量の変動は生産量、新製品開発の試作等による自然なものです。

  鉛化合物はプラスチックの安定剤として使用しています。そのため、使用量は基本的に生産量増減に影響されます。
2019年度は生産量増加で使用量、移動量も増加しました。
廃棄されたものは全量マテリアルリサイクルされます。



 メチルナフタレンは暖房燃料のA重油の成分です。
重油消費量95.2kLで1000㎏相当となり、PRTR法での届け出対象となります。
2019年度は重油使用量減少で排出量が減少しています。
99%以上が燃焼、大気への排出は1%未満です。

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